ライバルこそが、最良のパートナー。
エチオピア、デリー、トプカ、
本郷プティフ、ドンピエール。
名うてのカレー専門店が手を結んだ。

ライバルとしてしのぎを削る
究極の5店のコラボレーション。
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国民食であるラーメンに対して同じく国民食として対抗すべく、新横浜ラーメン博物館に遅れること7年。2001年にオープンしたが、横濱カレーミュージアムが今年2007年3月に閉館した。
東京カレー屋名店会の5店の中には複数のお店が横浜カレーミュージアムに出店していた。せっかくのカレーのテーマパークだったのにと多くのカレーファンには惜しまれてはいるが、そんなカレーファンにこたえるように「東京カレー屋名店会」は自らが立ち上がり、しのぎを削るライバルが結束し、ユニットとしてのイベント活動からスタートし、ついにここ有楽町に記念すべき第1号店を店舗を構えるにいたった。それぞれのお店には個性があり、画一化されたチェーン店とは違い、心血注いだ職人の作りだすそれぞれのお店の味がある。そんな彼らがなぜ、競争ではなく、競演の道を選んだのか。カレーファンの真摯なまなざしに彩られた結成までの道のりをご紹介します。
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東京カレー屋名店会  〜結成秘話〜

☆レストランの味を、より多くの方へ

日本人は週に一度の頻度でカレーを食べているという。全国のカレーファンへこだわりの味を届けたいという想いは、カレーに心血を注ぐ職人ならば必然といえよう。神田須田町に本店を構える『トプカ』の関根保博は、ひとつの夢を描いていた。「トプカのカレーをお召し上がりいただいている方は限られている。もっとたくさんのカレーファンに味わっていただけたら・・・」。関根は2人の男に接触を試みた。同じ神田に店舗を構え、妥協を許さないカレーを追求してきた『エチオピア』の鈴木堅司、そして本格インドカレーの老舗として半世紀もの歴史を誇る『デリー』の田中源吾である。

☆ライバルこそが、最良のパートナー。

鈴木は「エチオピアのファンの型にも、もっとカレーの奥深さをアピールしたい」という想いを秘めていた。また、田中はかねてより「デリーのファンに、もっといろいろなカレーがあることを知っていただきたい」という構想を抱いていた。3者のベクトルは、見事に調和したのである。3人はさらに2人のカレー職人に白羽の矢を立てた。テレビ東京"第2代カレー職人王"にも輝いた『本郷プティフ』の堀内礼一。「料理への熱い思いと素直な味」がモットーというフレンチの名店『京橋ドンピエール』と洋食の名店「神田ルー・ド・メール」の両店舗の総料理長を務める鈴木正幸。こうして、かつてないカレー専門店のコラボレーション『東京カレー屋名店会』は産声を上げたのである。

☆すべてはカレーファンのために。

堀内は語る。「マスコミの影響もあり、プティフの名前は広く知られている。そんな方に、ぜひお店のカレーを味わっていただきたかった。」また鈴木は「たとえ首都圏の方でも、5店分のカレーを一度に味わうことは困難。このプロジェクトが、カレーファンに対する恩返しになれば・・・」。数々の試行錯誤を繰り返し、ついにレストランそのままのカレーが味わえる商品は完成した。しかし、それに満足することなく、東京カレー屋名店会は今も妥協なき切磋琢磨を続けている。ひとりでも多くのカレーファンに、ひとつでも多くの喜びをお届けするために。

有楽町界隈

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